1952年創業のイギリスのブランド、ラッセルホブス
ラッセルホブスは、品質の高さやデザインのみならず、技術力の面で非常に優れたブランドとして知られ、ヨーロッパをはじめ世界各国で高い評価を得ているイギリスの代表的な調理家電ブランドです。
ラッセルホブスは、Bill Russell(ビル・ラッセル)とPeter Hobbs(ピーター・ホブス)によって1952年に創業されました。洗練されたデザインと技術力の高さから、世界各国で良品質の評価を得ている、イギリスの代表的な家電ブランドです。
1955年、ラッセルホブスは、お湯が沸騰すると自動的に電源が切れる「自動電源OFF機能」を初めて搭載した電気ケトル『K1』を発売。シンプルでありながら非常に画期的な製品でした。そしてこれにとって代わるかたちで、1960年、『K2』モデルが登場。使いやすさと美しさを兼ね備えたこの商品によって、ラッセルホブスは大きな成功をおさめ、電気ケトルが人々の生活に一気に普及しました。その結果、ラッセルホブスは、世界をリードする電気ケトルブランドの1つとして、知れ渡ることになります。
ラッセルホブスは、ユニークなアイデアを活かした独創的な製品を数多く開発し好評を得ています。例えば、直接水を温めることで沸騰速度を飛躍的にアップさせたヒーター『オプティック・ディスク・エレメント(Optec Disc)』を搭載したケトルや、沸騰してくるとケトルの外観の色が自動的に変化する業界初の『サーモ・カラー・ケトル(Thermocolor Kettle)』などがあります。 電気ケトル以外の他にも、トースターの分野ではパンを自動的に挟みこみながら、上部にフタがされ熱の放出を防ぎ、表面をカリッと、中味をふんわりと焼きあげる新機能(TOASTEC)システムを開発し、欧米のパン生活にさらなるおいしさを提供しました。また、社内スタッフによってデザインされたガラスシリーズなどもあります。これは、ガラス素材をデザインに取り入れるという斬新なアイデアによって生まれたシリーズで、今までに目にしたことのないスタイルと言えます。