アテンティブコーヒーバー レビュー#01|Brewman Tokyo 小野光氏

『 人が淹れている味、もう一人のバリスタ 』

日々、数多くの製品に触れ、確かな目で“本当にいいもの”を見極めているスペシャリスト。
そんなプロフェッショナルであるバリスタ・焙煎士として活躍する小野光氏に、今回はヨーロピアンコーヒーブリューイングセンター(ECBC*)認証取得の抽出技術を搭載した〈アテンティブコーヒーバー〉を、実際に試していただきました。

*ECBCとはノルウェーコーヒー協会によって設立された‘‘ヨーロピアンコーヒーブリューイングセンター”の略で、抽出器具の性能を測定する非営利団体です。
アテンティブコーヒーバー(8000JP) | Russell Hobbs – ラッセルホブス –

Brewman Tokyo 小野光氏

代々木と銀座に店舗を構えるBrewman Tokyo 小野光氏。オーストラリアのメルボルンに渡り、バリスタとして働いた後、香港でパートナーと共にコーヒーショップ「Brew Bros Coffee」を立ち上げ、2020年まで運営。バリスタとして国内外で活躍し、その後焙煎士としても活動されています。
また、新しいコーヒー器具を積極的に取り入れられるその姿勢は、コーヒー器具メーカーからも注目され、こぞってアドバイスを求めに集うほど。弊社ではそんな小野氏を「コーヒー器具の魔術師」として、絶大なる信頼を寄せています。

シンプルな操作性でイベントでも活躍する優等生

アテンティブコーヒーバーを使用し、イベントで飲み比べ用にペーパーフィルターをセットして淹れたんですが、お客さんから大変好評でした。特に深煎りの豆がよく出ていて、それを気に入って何度も戻ってきてくださったお客様も多かったです。挽き目とレシピさえ決まっていれば、操作もシンプルで、ボタンひとつでこの味が出せるので、今後も積極的に使いたいですね。個人的にはすごく気に入っています。
イベントはもちろん、まとめて用意したいときにもとても便利です。本当に優秀な一台だと思います。

 

飲食店でも提供出来る、バリスタレベルのコーヒー

まるでバリスタが淹れたような味だと感じました。一杯分では試してないので断言できませんが、量が多くなるほど、ほかのコーヒーメーカーと比べて味の安定感が際立ちます。そこが大きな違いだと思いますね。
量が多いときはスプーンで微調整することもありますが、それでも全く問題なく、嫌なところが一切ありません。小さなコーヒー店や、ランチにコーヒーを添えて提供しているお店でも提供出来るレベル。一般的なものは800ml程度ですが、これは+400mlで二人分多く淹れられる。一般的なコーヒーメーカーよりも高い温度で抽出されるため、よりお店で提供する味に近いですよね。温度がブレないというのは、大きな強みだと思います。
※本製品は家庭用品としての製品となります。業務用でご使用の場合は保証対象外です。

 

浅煎りとの相性の良さが際立つコンセントレートショット

コンセントレートショット、うまいですね。通常のコーヒーより、少量で濃縮した強い味わいにドリップできるとあって、エスプレッソとは違いますが濃いめのコーヒー。
ペーパーフィルターを使えば、酸の強度が強く出るかもしれません。甘さも心地よく、濃厚でありながら飲みづらさはありません。アメリカーノ的な香りを感じますが、アメリカーノよりは濃く、質感のいいコーヒーなのでお湯で割ってもいいし、ミルクフォーマーも付いているのでミルクで割ってもいい。

 

高温抽出によって実現する味わい

浅煎り・深煎りを淹れた場合もバランスの取れた味わいが抽出されますね。抽出時間が早く、お湯になるのもすごく早く、自分でドリップする温度にも近いと思います。これまでのコーヒーメーカーよりも高温抽出できることによって、浅煎りにもマッチして、成分も出やすくなってると思います。

 

カフェにも通用するデザイン性と使い勝手の良さ

特に、「デザイン性」と「使いやすさ」この2つが飛びぬけて良いです。1杯用から大人数まで作れて、味もぶれにくい。保温機能もあるので、コーヒーの飲み方の選択肢を広げてくれると思います。
このデザインと味のレベルなら、〈本日のコーヒー〉みたいにカフェでも使いたいくらいですね。水道直結じゃないので扱いやすいのも、このコーヒーメーカーのメリット。場所も大きくとらず、抽出も早い。抽出の速さは絶対の武器になると思う。


数多くの道具を使いこなす「コーヒー器具の魔術師」小野氏が、バリスタの味と称したアテンティブコーヒーバー。まるで自宅に自分専用のバリスタが存在するような、上質なコーヒー習慣を始めてみませんか。
<大石アンドアソシエイツ 公式オンラインショップ>

 

Brewman tokyo

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